【夏のお見合い】
男性のクールビズと女性の服装
みずたま婚活salonの大矢みずきです。
お見合い時の服装は、男性はスーツまたはジャケットにシャツなど真面目な印象になるもの、女性はTPOに合わせたお相手に失礼のない服装がマナーとなっております。
とはいえ、夏場は暑さ対策とマナーのバランスが難しいというお声もお聞きします。本日は、IBJが推奨している内容も踏まえながら、夏のお見合い時の服装についてご説明させていただきます。
- 男性のクールビーズとマナー
- 女性の服装とマナー
- 暑さ、汗、匂い対策
- まとめ
男性のクールビズとマナー
①クールビズの期間
クールビズとは、地球温暖化対策の一環として、平成17(2005)年度から政府が提唱する、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルです。環境省によると、5月〜9月末までの期間をクールビズと提唱しています。
②IBJが推奨するクールビズ
◆爽やかで清潔感のある服装、身なりを心掛ける
◆ネクタイ、ジャケットは必須ではないが、ジャケット持参がマナー
⇒ご挨拶時のみジャケットを着用し、お相手に断ってジャケットを脱ぐ
◆Tシャツ・ジーパン・スニーカーはNG
とはいえ、天候やお待ち合わせ場所によっても変わってくると思いますので、
まずは健康面と清潔感を重視し、TPOに合わせた服装をご着用いただくようお願いします。
(2023年6月IBJ事務局からのお知らせより引用)
③ジャケットを脱ぐタイミング
上記のIBJからの発表にもありますように、ご挨拶時はジャケット着用がベストです。お席についてご挨拶を済ませてから「ジャケットを脱いでも大丈夫でしょうか?」と一言添えて、脱がれるのが良いかと思います。
とはいえ、お見合いというフォーマルなシーンでジャケットを脱いでいいものか躊躇う男性もいらっしゃいますので、女性から「暑いと思うので、良ければジャケットを脱いでくださいね」とお声がけなさると嬉しい男性も多いのではないでしょうか。
④シャツ選びに気をつける
◆長袖
シャツは半袖ではなく、スタイリッシュ且つ上品に見える長袖がオススメです。
◆襟の形
シャツ一枚で着るときは襟の形が非常に重要です。ボタンダウンもいいのですが、特にホリゾンタルカラーがオススメです。ホリゾンタルカラーとは、襟先の開きの角度が約180度開いた襟型で、第一ボタンを外したときの首元がきれいに見えますよ。
◆色
色は白や、涼しげなサックスブルーがオススメです。暑い夏だからこそ清涼感のある色を合わせることで、爽やかで清潔感があり、好印象を与えることができます。もし柄物を取り入れるのであればストライプがオススメですが、派手すぎない上品な柄を選びましょう。
◆素材
シャツ一枚で着るときの注意点の一つが、シワがないことです。シワがあるだけでだらしない印象に見えてしまうので要注意です。アイロンがけをなさるのが一番ですが、洗濯後しわが付きにくく、アイロンがけの負担を減らしてくれる「形態安定」機能のあるシャツですとお手入れがしやすいですよ。
⑤腕まくりはマナー違反
長袖シャツを推奨しますが、フォーマルなシーンでの腕まくりはマナー違反となっています。シワもついてしまいますので、長袖としての着用を心がけてくださいね。
女性の服装とマナー
①極端な肌の露出は避ける
夏は露出が増えがちですので要注意です。女性らしさは大切ですが、胸元が空きすぎていたり、スカートが短すぎたり、肩や腕の露出が多い服では、男性も目のやり場に困ってしまいます。軽い印象に見られてしまうのでオススメできません。ノースリーブを着用するときは、肩にデザイン性のあるものを選んだり、カーディガンで調整をしましょう。
②ストッキングは着用する
フォーマルな場で素足はマナー違反となっています。清涼感のある夏用ストッキングを着用するようにしましょう。
③バックや靴もTPOに合わせたものを選ぶ
ストッキングと同様に、つま先が見える靴やサンダルもあまり好ましくありません。バッグも夏向きのかごバッグやビニール、メッシュ素材はカジュアルな印象のため、お見合いの場では控えておきましょう。スーツもしくはジャケットスタイルの男性の隣に似合う装いを心がけてくださいね。
④カーディガンを持参する
室内は冷房が効いているので体が冷えやすいです。お見合いの時間を快適に過ごせるように、冷房対策としてカーディガンがあると安心ですね。
暑さ・汗・匂い対策
①普段より早めに会場に到着する
30度を超える日は会場に向かうまでに汗をかいたり、体が火照りやすくなります。汗がダラダラ、顔が火照っている状態でのお見合いは回避したいですね。髪の毛やメイク、服装を整えて、汗が引いた状態でお見合いできるよう、普段より早め行動を意識しましょう。
②汗染みを回避できるインナーを着用する
汗染みが気になってジャケットを脱げない男性もいらっしゃいますし、女性もお洋服の色や素材によっては汗が目立ちやすくなります。見た目はもちろん、着心地も良いとは言えないですよね。脇汗パット付きのインナーや速乾性と通気性の優れたインナーを着用し、サラッとした着心地で快適にお過ごしくださいね。
③日傘を使用する
日傘の生地によっては、約11℃~19℃の温度の違いが発生すると言われています。清潔感を保つ以上に熱中症対策にもなります。お見合いはTPOに合わせて普段より露出を控えた服装となりますので、ぜひ道中では日傘を活用して紫外線、熱中症対策をなさってください。
④デオドラントシートを持参する
汗をかくと、次に気になるのは匂いとベタつきです。デオドラントシートを持参し、お手洗いでさっと体を拭きましょう。スッキリするので、気持ちもリフレッシュした状態でお見合いに臨めるはずですよ!
⑤着替えを用意する人もいる
汗が気になる男性の中には、着替えのシャツを持参してお手洗いで着替える方もいらっしゃいます。気温や体質と相談してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?初めてお会いする場ですので、マナーには気を配り、そしてお相手の快適さにも配慮しながら、おふたりが快適な状態でお見合いに臨んでいただければ幸いです。夏場は外に出るだけでも体力を消耗しますので、暑さ対策をしてお出かけくださいね。
大矢みずき