【数字から見える】成婚する人と退会する人の違い

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【数字から見える】
成婚する人と退会する人の違い

みずたま婚活salonの大矢みずきです。
結婚相談所は「最後の砦」と表現されることがありますが、結婚に向けて真剣な人だけが登録しているからこそ
「結婚相談所に入会すればなんとかなる」というものではありません。期待を膨らませすぎて入会すると、
活動初期段階でギャップに戸惑い、退会を選択なさる方も残念ながらいらっしゃいます。
せっかくご入会いただいたからには、結婚相談所で効果的に活動していただけるよう、
活動初期段階で躓くポイントなどを数字を絡めて説明していきます。

  • お見合い成立率は「6.6%」
  • 成婚者と退会者の差とは
  • 短期成婚者が実践していること
  • まとめ

お見合い成立率は「6.6%」

お見合い成立率は、結婚相談所で活動すると同時に知っておいてほしい数字です。
IBJが発表したデータによると、お見合い成立率は「6.6%」です。つまり、お見合い1件成立するためには約15人にお申し込みする必要があります。年代別に分けてお見合い1件成立するために必要なお申し込み数を出してみました。

  • 20代後半男性:約11名
  • 20代後半女性:約8名
  • 30代前半男性:約13名
  • 30代前半女性:約11名
  • 30代後半男性:約15名
  • 30代後半女性:約13名

これはあくまで平均値ですので、ご自身の条件やお相手に対する条件によって個人差があります。
結婚が目的となる出会いですので、マッチングアプリなどと比較すると、会うまでのハードルが上がるのが結婚相談所なのです。退会者の中には「良いなと思った人からは断られるし、他に会いたい人はいないし、もう疲れました」と、ここで疲れてしまう方も少なくありません。とはいえ、例えば30代前半女性が月4名の方とお見合いしたいと目標設定した場合、44名の方にお申し込みする必要があります。「お見合いは成立しづらいもの」と理解し、淡々とお申し込みをしていく必要があります!

成婚者と退会者の差とは

成婚退会者と中途退会者(中央値)を比較すると、成婚男性は+9 回、成婚女性は+6 回お見合いをしており、
成婚男性は退会男性の 5.5 倍、女性は 2.5 倍お見合いをしています。お申込数に関しては、成婚男性は+14 件、成婚女性は+11 件申込み。「交際移行率(交際数÷お見合い数)」は、成婚男性 45.5%、退会男性は 50%と大きな変動は見られないものの、成婚女性は 40%、退会女性は 25%と差が出ています。

数字にすると分かりやすいですよね。比較することであらゆる要因が見えてきますが、成婚者と退会者の一番の差は「活動への積極性」「行動量」であると、成婚白書の数字だけでなく経験からも感じています。受け身にならず主体性を持って活動することが成婚には必要不可欠です。

短期成婚者が実践していること

①毎月◯名申込み、◯名お見合いと目標設定する
まずは毎月何名とお見合いするか、そのためには何名にお申込みするのか、目標設定をしましょう。
短期成婚者は「自分から動かないと始まらない」ということを理解し、目標どおりに行動できる方が多いです。
お見合いしないことには始まらないので、不成立への恐怖や落ち込みそうになる気持ちをグッと堪らえて、
お申し込みしていくことが大切です。

②お申し込みの段階で絞りすぎない
「お申し込みしたい人がいない」とおっしゃる方は、お申し込み段階で絞り込みすぎている場合が多いです。
希望条件は高さよりも数がハードルとなります。短期成婚者は本当に譲れない条件を3つ以内に絞り、あとは加点方式で見ている方が多いです。あなたの人柄や魅力全てがプロフィールでは伝わらないように、お相手も同じです。
「会ってみないと分からない」という前提でプロフィールを見てみてくださいね。

③人となりを知るために仮交際に進む
短期成婚者は「もう少し人柄を知るために仮交際に進もう」「一時間では分からないからもう一度会ってみよう」と
考えるのでご縁を育てるのが上手です。人生のパートナーを探す活動だからこそ、第一印象や表面的なことで判断するのはもったいないです。結婚相談所での婚活は、好意があるから会うのではなく、会って行くから好意を持つという
視点も大切です。

④選ぶより選ばれることを大切にしている
あなたに希望があるように、お相手にも希望があります。プロフィールを検索していると「選ぶ」感覚に陥りやすいですが、お見合いするかどうかはお相手に決定権があります。また仮交際に進んでも、真剣交際に進んでプロポーズされるまでは、お相手から「お断り」される可能性があります。自分も選ばれる立場であることを理解している方の婚活はスムーズです。「あなたが希望するお相手は、どんな異性を希望していますか?」ここを考えて、近づく努力をしていけるといいですよね!

まとめ

成婚者と退会者の違いは、容姿やスペックなど条件ではなく、「活動への積極性」と「行動量」です。
お申し込みした人に断られると落ち込み、モチベーションは下がるものです。
だからこそ、お申し込みやお見合いで厳選しようとしてしまうのですが、
行動量が減ることでもモチベーションは下がります。

結婚相談所での婚活は、仲人がいます。
「行動あるのみ」とはいえ行動するのは会員様にしかできないので、
勇気と主体性を持って取り組んでいただけますように背中を支えます!

今回ご紹介した数字や事例が全ての人に当てはまるわけではなく、
お見合い成立率が低くても諦めずに活動を続けてご成婚される方もいます。
出会えた人とのご縁に感謝し、目の前の人と向き合うことが大切です。応援しております!


大矢みずき

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