【仮交際】
知っておきたい基本的な流れと進め方
みずたま婚活salonの大矢みずきです。
IBJに加盟している結婚相談所では、お見合い後にお互いがまた会いたいとなれば、ファーストコールを経て「仮交際(プレ交際)」が成立します。
さらには、仮交際でお互いに結婚に向けて真剣に考えていけそうだとなれば「真剣交際」へと発展します。
仮交際から真剣交際への発展率は10人に1人とも言われているので、実は狭き門なのです。
今日は仮交際の基本的な流れと進め方をお伝えしていきます。
仮交際の基本と注意点
①IBJのお見合い3ヶ月ルール
IBJでは交際期間(仮交際、真剣交際含む)をお見合いから3ヶ月間というルールがあります。(最大6ヶ月まで延長可能です)
一般的な交際と比較すると短く、不安に感じる方もはじめは多いのですが、結婚願望がある者同士が出会うので、3ヶ月〜5ヶ月ほどの交際期間で成婚退会なさる方が多いです。
②仮交際は複数交際が可能
仮交際はいわゆる「お友だち期間」です。そのため、複数の方と同時進行が可能です。
あまり仮交際の方を増やしすぎると、一人ひとりと向き合えるパワーも時間も分散されますので、結果的に「私の優先順位は低いんだ」とお相手に誤解を与えてしまいます。
個人差はありますが、2人〜3人くらいがベストだと思います。
③週に一度お会いできるのがベスト
仮交際の理想的なデート頻度は週に一度です。次のデートが二週間後、三週間後…と言われると、「他にもお見合いや仮交際の人がいるんだろうな」と不安にさせてしまいます。
もちろん、婚活中であれば誰しも起こる状況ではありますが、お相手の気持ちも考えて予定を調整する、時間を作る工夫は必要です。仮交際中のデートは、短時間でも回数を会う意識が大切です。
④IBJSの「デート振り返り機能」を活用できる人は成婚率が3倍!
仮交際が成立すると、デート振り返り機能が使えるようになります。
デート振り返り機能とは、デート日程の管理・デートの振り返りの報連相をするための機能ですが、この機能を利用して、「デート内容・会話の内容」「お相手の良い部分・気になる部分」「自分自身の気持ち(交際に前向きかどうか、お相手に対する温度感、悩んでいるポイント)を丁寧に振り返ることで、自分の気持ちが整理できます。
⑤「デート振り返り機能」では、3回目以降のデートから真剣交際への確認がある
3回目以降のデートから「真剣交際に進むかどうか」の入力を求められるようになります。
お互いの貴重な時間を使ってお会いしているので、1回1回のデートを丁寧に振り返り、自分の気持ちを整理していくことは大切です。ですが、3回目で真剣交際に進むかどうか決めないといけないということではないのでご安心ください。だいたい5回目〜7回目くらいのデートで真剣交際に進む方が多いです。
⑥真剣交際に繋がる「告白」について
仮交際から真剣交際に進むとき、多くの場合は男性から告白をなさいます。(女性からでももちろんOKです!)
回数ではなくお二人の関係性、それにタイミングが大切です。
気持ちが固まれば、直接お伝えする前に担当者にご相談くださいね。
男女のスピード感の違い
①男性は好きになるのが早い
男性はいわゆる「目的志向」です。初めてお会いしたときに、女性の見た目や仕草、雰囲気など、すぐに分かる情報から好きになることが多いです。
お相手をいいなと思うタイミングはかなり早く、そこから内面を知っていき、結婚に繋がる感情を高めていきます。
②女性は慎重に見定めることが多い
女性はいわゆる「プロセス志向」です。男性と比較すると慎重な方が多く、外見の印象で判断した後、「まだわからない」という気持ちから仮交際がスタートし、好きなところや一緒にいて安心できるところなどを積み上げていき、「この人いいかも」と気持ちが上がっていきます。
③スピード感の違いを受け入れて、歩み寄ること
早い段階から気持ちが高まっていく男性からすれば、女性が自分に振り向いてくれるのかわからない交際に不安を感じ、焦ってしまう気持ちは分かります。「女性の気持ちはすぐには上がらないものだ」と理解して、心の余裕を持って交際を深めていけるといいですね。
女性は「好きになる前から相手を知るための努力」が必要になってきます。
気持ちが上がる前の連絡やデートを億劫に感じてしまう方もいらっしゃいますが、一目惚れ以外はお相手のことを知らないかぎり好きになることはないものですので、距離を縮める努力はしていきたいですね。
デート内容と話しておきたい内容
①1回目〜2回目は軽めのデートがオススメ
仮交際初期のデートはお食事やお茶など、1時間半程度のデートがオススメです。
まだ知り合って間もない間柄ですので、気合いの入ったデートプランやお店選びは逆に構えてしまいます。
初デートのお店選びは男性がなさるのがオススメですが、安めのチェーン店系居酒屋以外であれば高級店を選ぶ必要はありません。女性の好みを聞きながら予約までぜひスマートに対応しましょう。
②2〜3回目のデートは少し長めのデートをしてみる
ずっと軽めのデートだけでは関係性は発展しません。半日〜1日デートをぜひ取り入れるようにしましょう。
長い時間一緒にいることで「沈黙が気まずかった」「1日一緒にいると疲れてしまった」と感じることも、残念ながらよくあります。逆に、お食事デートでは見えてこなかった居心地の良さに気づくことができ、距離が縮まるきっかけにもなります。
③3回目以降のデートで結婚観の話をしてみる
仮交際中にある程度、結婚観についてお話しておくことをオススメします。
真剣交際でお話するイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、真剣交際でどうしても譲れない価値観や受け入れられない事実が発覚して交際終了してしまうのは、精神的に辛いものです。
全く同じ価値観の人はいませんので、お互いにどれだけ歩み寄れるかが大切です。
【仮交際中に話しておきたいこと】
・結婚後の仕事について(共働きか専業主婦かなど)
・将来の住まいについて(エリアや一軒家、賃貸など)
・家事・育児について(お互いの家事スキルや仕事との兼ね合いなど)
・子どもについて(ほしいかどうか、人数など)
・結婚式について(挙げるかどうか、規模感など)
④奨学金やローン、機微情報は仮交際中に伝えておく
結婚生活に影響することは、仮交際中にお話しておく必要があります。
奨学金やローンもそうですし、たとえばご自身の持病や、ご家族に介護が必要な方がいらっしゃり二人の生活に影響がある場合、信仰している宗教がある場合などがそれに当たります。
話しづらい内容ではあるので、真剣交際に入るまで話したくないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、お相手としては先に知っておきたい内容ですので、信頼関係に影響する可能性もあり、お話する方も安心して真剣交際に進んでほしいと思います。どのように打ち明けるべきか、相談しながら進めていきましょうね。
⑤デート代のお支払いについて
男性は全額奢るつもりでデートにお誘いするのがいいですし、女性は自分の分は自分で出すつもりでいることが大切です。背伸びをせず、身の丈に合ったデートができるといいですね。割り勘が決してダメなわけではないですし、支払い方法よりも一緒にいて楽しいか、居心地が良いかのほうが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は仮交際の基本的な流れをご説明しましたが、カップルの数だけ交際の進め方がありますので、回数や基本も大切ですが、何より大切なのはお二人の関係性です。
焦らずでも着実に、多少の違いはあるものなので歩み寄る姿勢も大切に、そして何よりご自身の気持ちを大切に、進めていただきたいなと思います。
実りある交際となりますよう応援しております!
大矢みずき