「共通点がないから交際終了」本当にそうでしょうか?

愛知県名古屋市の結婚相談所みずたま婚活salonの森です。
20代30代の不器用男性&真面目女子の婚活を伴走型のサポートで応援しております。

お見合いや仮交際の場で、交際終了の理由としてよく挙がるもののひとつに「共通点がなかったので…」 というフレーズがあります。

一見もっともらしい理由に聞こえますが、仲人の立場から率直に申し上げると、これは 「共通点がなかった」のではなく、「共通点を“見つける力”がなかった」 というケースがほとんどです。

婚活者の多くが「共通点=事前に用意されているもの」と思っています。
しかし実際には 共通点とは、もともと存在しているのではなく、会話の中で見つけていく・つくっていくものなのです。

今回はそんなようなことを書いていこうと思います。

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コミュ力とは「上手に話す力」ではない

コミュニケーション能力という言葉を聞くと、何を思い浮かべますか?
「話を膨らませる」
「会話をリードする」
「面白い話をする」
といった話す力ばかりに意識が向きがちです。
けれど、本当に大切なのはお相手の言葉の中に、自分との接点を見つけにいく力です。

お相手が「映画が好きで…」と話したとき、「へぇ、そうなんですね」で止まってしまうのは 共通点を探していない会話。
一方で
「どんなジャンルの映画が好きなんですか?」
「最近観た中で印象に残ってる作品ってありますか?」
こうした たった一言の掘り下げで、会話に温度と深さが生まれます。

共通点がある人=見つけに行ける人

共通点が「最初からあった人」が選ばれるのではありません。
共通点をつくれた人が次につながります。

・旅行が好き →「直近だとどこ行かれました?」
・カフェ巡りが好き →「普段は一人で行くタイプですか?」
・犬が好き →「どんな犬種がお好きなんですか?」

質問自体はなんでも良いのです。
大切なのは 反応するのではなく、掘り下げること。
そうすることで、お相手も「あ、興味を持ってくれてるんだ」と心を開き始めます。

お見合いも仮交際も、最初は赤の他人

お見合いは「初対面」、仮交際は「知人段階」です。
「共通点が最初から自然に見つかる」なんて、むしろ珍しいのです。

だからこそ差がつくのは、共通点がなかったので終わりにする人ではなく、共通点を見つけよう・育てようとする人。

このたった一歩の違いが、成婚できる人と、できない人を分けていきます。
次のお見合いや仮交際の場では、ぜひこう意識してみてください。
「共通点を探すのではなく、共通点を生み出しにいく」そうすれば、「会話をつなげる」のではなく「お互いの距離を縮める会話」ができるようになります。

最後に伝えたいこと

婚活は発見の連続です。
正解を持っている人がうまくいくのではなく、興味を持てる人 がうまくいく。
次の一歩から、変えていきましょう。
応援しています。

みずたま婚活salon 森

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