マッチングアプリから結婚相談所に切り替えるときの落とし穴とは?

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愛知県名古屋市の結婚相談所 みずたま婚活salonの大矢です。
20代30代の真面目女性とご成婚まで伴走させていただいております。

「マッチングアプリではうまくいかないから、結婚相談所に切り替えようかな…」

婚活をしていると、そんなふうに考える瞬間があるかもしれません。
実際に、マッチングアプリから結婚相談所へ乗り換える方は年々増えています。

もっというと、はじめから結婚相談所を選択する方も増えましたし、「マッチングアプリで出会う女性を結婚相手として見れない」という理由で、結婚相談所に入会する若い男性も増えています。

ただし、結婚相談所に入会したからといって、必ずしも誰もがうまくいくわけではないんですよね。
実は「うまくいく人」と「うまくいかない人」には、はっきりとした違いがあるのです。

今回は、マッチングアプリから結婚相談所に切り替えるときに知っておきたいポイントを、仲人目線で解説します。

目次

よくある切り替え理由

マッチングアプリから結婚相談所に乗り換える主な理由は以下の通りです。

・メッセージのやりとりが面倒だと感じた
・身元の保証がないので不安になった
・交際はできたが、結婚には至らなかった

これらをすべて解消するのが、IBJに加盟している結婚相談所なんですよね。

・お見合いまでにメッセージのやりとり不要
・公的書類を提出いただいた方のみが登録している
・結婚願望のある方のみが登録している

ここに魅力を感じて、結婚相談所での婚活を開始する方が増えています。

では、マッチングアプリのデメリットを解消する結婚相談所に入会したのに、うまくいく人とうまくいかない人に分かれてしまう理由はなんなのでしょうか。

切り替えたけどうまくいかない人の特徴

結婚相談所に入会すればうまくいくと思い込んでいた

これに尽きるような気がします。
マッチングアプリから結婚相談所に切り替えたのにうまくいかない人は、「結婚相談所は最後の砦」だと勘違いしていることが多いです。

実はその逆で、「結婚相談所は現実を見せられる場所」なんです。

マッチングアプリは「付き合うだけならOKを貰える」ケースが多々あります。
「結婚願望がないわけではない。この子と結婚したいかはよくわからないけど、ひとまず付き合うか」みたいな感じです。

でも結婚相談所は「結婚相手となりうる相手と恋愛をする場所」かつ「成婚退会まで婚前交渉・宿泊・宿泊を伴う旅行・同棲が禁止」されています。
ひとまず付き合う理由がなくなるので、男性の見る目もシビアになるんですよね。

つまり、「マッチングアプリで交際できていた男性層≠結婚相談所で結婚できる男性層」だった場合に、その現実が受け止めきれず、休会や退会、マッチングアプリに戻ってしまう方が一定数いるのです。

無料相談で必ず現実と対策を伝えているのですが、伝わりきらないことがあるので、もどかしい部分です。

現実を受け止めたうえでの対策が打てない

「マッチングアプリで交際できていた男性層≠結婚相談所で結婚できる男性層」だった場合に必要になってくるのは、希望条件の取捨選択もしくは血の滲むような努力(外見内面ともにアップデート)です。

後者はとても大変なので、現実的に前者でお話を進めさせていただきます。

仲人目線ですと「もうちょっと年齢を上げれば希望する男性と出会えるのになぁ」「そこまで年収にこだわらなければもっとお見合い組めるのになぁ」ということはよくあります。

会員様の希望を無視して闇雲に希望条件を広げることはよくないですが、こういうときはだいたい「その条件、いる?」というものが引っ付いています。

私が会員様にこの話をするのは「そのこだわりをなくせば本当に合う人に出会えるし、理想としている結婚生活も叶うのになぁ」というときなので、妥協を進めるものではないです。

でも、実際に交際経験があるとなおさら妥協に聞こえてしまうんですよね。
そして「それなら結婚相談所に入会した意味がない」みたいな発想になることもあり…うまくいかないです。

結婚相手を探すつもりが恋人を探している

マッチングアプリで交際経験がある女性のなかには、このパターンも結構あるように思います。

・ドキドキしないと恋愛じゃないと思っている
・外見が好みじゃないと恋愛対象に見られない
・一緒にいて楽しいかどうかで判断する
・相手に自分を満たしてほしい気持ちが強い

などでしょうか。

「好きになれる人を探すんだから、当たり前じゃない?」と思われそうですが、すべての恋愛が結婚に至るわけじゃないことを考えると、相手との向き合い方を変えることで「結婚相手として好きになれる人」の存在に気づくことができます。

私は結婚相談所を「結婚生活を前提にしたお相手と、恋愛感情を育む場所」だと思っています。
一方でうまくいかない方は、無意識に「恋人としてドキドキできて、かつ結婚も考えられる人」を探してしまっていることが多いのです。

ちょっとしたニュアンスの違いなのですが、これが結果の違いにつながっているように思います。

切り替えて成婚する人の特徴

結婚相談所で結婚するという強い意思がある

「自分にはマッチングアプリは向いていない」
「もうマッチングアプリは懲り懲り」
「私には結婚相談所しかない!」
「結婚相談所で結婚したい!」

マインドの話ですが、なんだかんだでこの気持ちが成婚するために大事なことです。

この気持ちがある方は「結婚相談所に入会すればなんとかなるだろう」とは思わず、「なんとかしたい、どうすればいいかな?」と考え、行動することができます。
そのため、仲人と連携を取り、順調に婚活を進めていくことができるんですよね。

環境を変えて満足せず、自分の力で未来を切り開こうとする方は、やっぱりうまくいくなと思います。

希望条件の取捨選択が上手

マッチングアプリから希望条件に切り替えてうまくいく人の共通点として、「マッチングアプリで交際できていた男性層に固執しない」が挙げられます。

今までの経験から「同世代しか恋愛対象として見れないかも」「背が高い男性じゃないと無理かも」とはじめは思うものの、あくまでそれは不安であって、固執はしていないんですよね。

うまくいかない人は「今まで出会ってきた人かそれ以上の人」に固執してスペック重視に陥りがちですが、うまくいく人は「自分に本当に合う人」をシンプルに求めています。

そのため、無駄を削ぎ落として本当に必要なことは譲らず進むことができるので、「こんなに安心感のある男性初めてです!」「今までの誰より大好きです!」と、恋愛して結婚していかれます。

本当に幸せそうで、私もほっこりする瞬間です。

結婚相手を探すことに専念している

マッチングアプリから結婚相談所に切り替えてうまくいく人は、恋愛と結婚は必ずしもイコールではないと考えて、結婚相手に最適な人を探します。

・安心感や居心地の良さを重視する
・話し合いができる関係を大切にする
・人となりを知ってから判断する
・お互いに支え合う意識がある

など、ときめきではなく、これから一緒に歩いていけそうな方かどうかを重視しています。

離婚するときは大なり小なり、「こんなはずじゃなかった」「こんな人だと思わなかった」みたいな感想がつきもの。
彼氏として最高に素敵だった男性と夫婦円満が築けるとはかぎらないんですよね。

だからこそ、「恋人にしたい人」ではなく「夫婦として歩んでいける人」を選ぶことが、結婚相談所でうまくいく人の共通点なのです。

最後に

マッチングアプリから結婚相談所に切り替えたからといって、自動的に結婚できるわけではありません。
うまくいく人は「結婚相手を探す」という意識を持ち、希望条件を柔軟に見直しながら、自分に合う方との関係を大切にしています。

大切なのは、「環境に任せる」のではなく「自分がどう結婚に向き合うか」。
その意識がある方は、結婚相談所で安心感のある出会いを見つけ、ご成婚へとつながっています。

もし今アプリ婚活に疲れてしまっているなら、ぜひ一度考えてみてくださいね。
その視点の切り替えが、あなたの未来を大きく変える一歩になるはずです!

みずたま婚活salon 大矢

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